月って色つき
2011年10月7日

  もしもあなたが月の絵をかくのなら、たぶん灰色と白の絵の具を使うでしょうね。でも、もしもあなたが正確な月の絵をかきたいのなら、絵の具パレットには、たとえば赤、青、茶色など、ほかの色も必要ですよ!

  人の目では月の表面のかすかな色のちがいを見ることはできませんが、天文学者たちには高度な写真の技術があるので、わずかな色のちがいをとらえることができます。現在、月を周っているルナー・リコネサンス・オービターという月周回無人衛星(つきしゅうかいむじんえいせい)は、月の表面のすべてをカラーで撮影(さつえい)してきています。その中の新しい1枚がこの上の写真です。

  写真に写った色のちがいから、月の表面にどのような物がどこにがあるのかがわかります。このことは、将来の月探査にとって重要です。宇宙飛行士が今度また月に行ったとき、どこに着陸したら一番いい実験ができるかを科学者たちが決めるのに役立つのです。また今後、月面基地の計画をすすめることになれば、月の表面の化学的な性質を知ることも大事です。宇宙飛行士たちがそこで生活して活動していくためには、月の岩の中に閉じこめられている酸素のような天然資源を使わなければならないでしょう。

  ぐうぜんですが、明日の夜は世界中の人々が地球の相棒である月を祝う日、国際お月見ナイト(International Observe the Moon Night)です。この機会に、上の写真をヒントにして、あなたも色のついた月の絵をかいてみてくださいね。みなさんのえがいたすてきな絵を見たいので、ぜひinfo@unawe.orgまでメールで送るか、私たちのFacebookページに投稿(とうこう)してください。

  月のカラー画像は、世界中からフランスに集まった約1,400人の天文学者たちの天文会議、惑星についての最新の研究を共有するための会議で、今日発表されました。この会議でのその他のニュースはこのリンク(英文)をみて下さい。

知っ得ダネ

  ふしぎ、でもほんとう: 月は自転しています。でも地球を向いているのは、いつも同じ面! なぜなら月は、クルッと一回自転するのとピッタリ同じ時間かかって、地球の周りを一周するからなんです。

This Space Scoop is based on a Press Release from Europlanet.
Europlanet

この記事はヨーロッパ惑星研究基盤の報道発表に基づいています。

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