星の一生って、どのくらい?
2014年7月23日

答え: 星の一生は、その重さによってきまります。

  もしあなたの家族のみんなが、それぞれちがった歳(とし)のとりかたをしたとすると、変でしょう? あなたの兄弟や姉妹が70才に見えるのに、おじいさん、おばあさんたちがまだ10代に見えたら変ですよね。

  こういうことは、人間でありえませんが、星にとっては、すごく当たり前のことです。すべての星は、生まれたときの重さによって、その一生の長さが決まります。

  この写真に写っている星は NGC3293 という散開星団(さんかいせいだん)の一部で、同じころに生まれた約50の星をふくんでいます。この星団そのものは1000万才以下という、宇宙ではまだ赤ちゃんなんです! (ここで、私たちの太陽が46億才で、まだその一生の半分だということを考えてみて下さいね)

  この星団のそれぞれの星は、私たちの太陽よりもずいぶんと大きい星たちです。写真の右下の一番大きなオレンジ色の星を見てください。これはとっても大きい赤色巨星で、太陽のほぼ6.5倍の大きさです。

  この星の実際の年齢(ねんれい)が私たちの太陽のものよりずっと若いとしても、赤色巨星という星はその一生の終わりに近づいている星です。この星団の星たちはすべて同じころに生まれたと考えられるので、この星が、青く若い星たちよりもずっと速く人生をかけぬけたと考えると、とてもおもしろいです。

  赤色巨星がほかの星よりも速く年をとる理由は、それがとても大きくて熱いからです。そして同じころに生まれた親せきの星たちよりも明るく輝いて、燃料をどんどん使いきってしまったのです。

知っ得ダネ

  この写真のような星団の中には、星が数千個にも達することがあります。最近、天文学者たち2人が、もしも私たちの太陽系がこのような星団の中にあったとしたら、夜空がどのように見えるか、ということがわかる絵をつくりました。彼らがつくったその絵、「球状星団の中から見た夜空」を見てください。

This Space Scoop is based on a Press Release from ESO.
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