私たちの銀河の中心はピーナッツ形
2013年9月12日

長い間、天文学者はわたしたちの銀河系(天の川銀河)の中心の地図を作ることが非常に難しいと考えていました。この小さな中心部は、たくさんの星とチリでいっぱいなので、向こうを見通すことができません。銀河系のこの場所を研究するには非常に慎重でなければなりません。実際、地球がその中心部に移動すれば、夜空の星は電気を付けなくとも本が読めるくらい十分明るいでしょう!

天の川銀河のイメージは、脱脂綿を丸めてCDの穴に入れたのものを想像してください。主に平らな円盤で、中央に密集した球があります。これを『銀河バルジ』(銀河中心のふくらみのこと)といっています。実は、およそ100億の星を含むかなり小さな領域です!バルジは、銀河系のなかでもとても古くて印象深い場所のひとつですが、これまであまり詳しく調べることができませんでした。

天文学者の2つのグループは協力して、天の川銀河の中心を世界で最も強力な望遠鏡のいくつかで観測し、これまでで一番くわしい銀河バルジの画像を得ることができました!バルジを違う角度から見ることで、銀河を奥深く観測することができました。この3次元の地図を使うことで、バルジの秘密をいくつか解き明かすことができました。中でも最もビックリする結果は、バルジが巨大なピーナッツのような形をしている、ということです!

知っ得ダネ

あなたは、地球や太陽およびわたしたちの全太陽系が毎時数千キロメートルで天の川銀河の中心のまわりで旋回しているということを知っていましたか。でも、その速度でさえ、私たちが銀河を一周するのに2億年かかるのです!

この記事は、ESOからプレス・リリースに基づきます。

This Space Scoop is based on Press Releases from ESO, RAS.
ESO RAS

Kenichiro Takashiba / Friend of Nishi-Harima Astronomical Observatory

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