銀河が宇宙の的(まと)に大当たり
2012年12月6日

宇宙は広大で、ほとんど何もない空間でできていますが、宇宙でのぶつかりあいはちょくちょく起こります。この写真にある銀河を見てください。これは巨大な的のように見えますが、約3億年前、小さな銀河が銀河中心にぶつかったとき、大きな的を射ぬきました。

この銀河はうずまき銀河として生まれました。この写真の銀河のように、中央を取り巻く、星と塵(ちり)が巻き付けられた長い腕(うで)がいくつかありました。でも、もっと小さな銀河がぶつかり、星がきれいに並んだ部分や銀河の中央部分をかきみだし、銀河をこのフワフワした輪でくるみました。銀河の明るいガス状の中心が片側におしやられ、らせん状の腕がゆがんでずれているのが分かります。うずまきの腕のひとつは、銀河の上部から飛び去って上方に向かっているようすが見えます。

ぶつかった結果、しずかな湖面に小石を投げたときのように、波及(はきゅう)効果を引き起こしました。銀河全体の乱れたガスの中で、星がつぎつぎに生まれました。何百もの新しい星が生まれました。右側の2番目の写真では、これらを明るい青色の点であらわしています。

知っ得ダネ

天の川銀河はまた、最も近いとなりの銀河であるアンドロメダ銀河に40億年後にぶつかり、大きく形が変わってしまう運命にあります。太陽はおそらく銀河の別の場所にほうり込まれるでしょう。まったく違う夜空を見ているなんて想像できますか?

This Space Scoop is based on Press Releases from ESA, Chandra X-ray Observatory.
ESA Chandra X-ray Observatory

この記事はESA(欧州宇宙機関)とチャンドラX線天文台からの報道発表によります。

写真
印刷用ページ
もっとスペース・スクープについて

もっと知りたい方へ

スペース・スクープとは何?

天文学の発見

つぎの宇宙探検家を励ますこと

スペース・スクープのなかまたち

お問い合わせ

このウェブページはn° 638653の助成によるECH2020プログラム基金によって作られました。