あっけなく若さをふき飛ばした銀河
2012年1月25日

最近、天文学者はいくつかの強力な望遠鏡を使って遠くの宇宙を調べ、宇宙がずいぶん若い時からの銀河をいくつか観察しました。(天文学者が過去の銀河をどのように見ることができるかについては、ここをクリックしてください。)

これらの銀河の中には天文学者たちにとって特に興味深いものもあり、この新しい写真では赤色で強調されています。宇宙がずいぶん幼い時、強調された銀河はスターバーストという星を作るまっ最中の状態でした。でもスターバーストは長続きしませんでした。これこそが、天文学者が興味をもっていることです。星々をすばやく作る作業を、いったい何が終わらせたのでしょう?

今なら天文学者たちは説明できるかもしれません。考え方はこうです。スターバーストした銀河はす速く活動しましたが、あわせて新しい星も作ったので混乱を招きました。この混乱は、銀河の中心にある「巨大ブラックホール」という「宇宙の怪物」によってぶちこわされました。そして、このモンスターを餌(えさ)にすることで、銀河が星を増やすために必要とした成分をふき飛ばしたり、破壊したりする強力なエネルギーが放出されました。だから、もはやスターバーストは二度と起きないのです。

天文学者のデイビッド・アレクサンダーさんは、「簡単に言うと、銀河系の激しい星形成の栄光の日々は、巨大なブラックホールをその中心につくることによって終わってしまったのです」といっています。

知っ得ダネ

天文学者は、これらの短命に終わったスターバーストを経て、これらの銀河内の星の数が倍増したと考えています。

This Space Scoop is based on a Press Release from ESO.
ESO

この記事は、ESO(ヨーロッパ南天天文台)の報道発表によります。

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