なんだ、惑星なんかじゃなかったんだ!
2012年1月19日

きょうのお話を読んで、思っていたものと全くちがう別のものに出会ったときに、聞くことばの「はずれ~」や「ぜ~んぜん」というくだけたことばは使わないで下さいね。たとえば、惑星とは縁もゆかりもないのに惑星状星雲(わくせいじょうせいうん)とよばれている天体のこの新しい写真に注目して下さい。

惑星状星雲は、私たちに一番近い星である太陽のような星が燃料がつかいはたしてできる天体です。燃料をつかいはたすと、内部からつぶれて縮んでいきます。そして、星の外側のガスも失って、そのガスは宇宙空間に浮かびます。このガスが、写真にあるような古い星のまわりで、美しいもようをつくります。

惑星状星雲(プラネタリー・ネビュラ)ということばのネビュラは、ラテン語という古いことばで「雲」という意味です。でも、なぜこの天体に、惑星状(プラネタリー)という名がついているのでしょうか?もともとは、これらの天体が最初に発見されたとき、小さな望遠鏡で天王星や海王星といった惑星を見た時のように見えると天文学者たちは感じたのです。時々あることですが、いまでは、これが星雲だとわかったのに、名前はそのままになってしまったのです!

知っ得ダネ

惑星状星雲にも、中心の星の両側にふたつのガスのかたまりを対称形の雲のように持っているものがあります。それらは、宇宙では色あざやかな蝶のように見えます!

この記事は、ESOからの報道発表によります。

This Space Scoop is based on a Press Release from ESO.
ESO

Kenichiro Takashiba / Friend of Nishi-Harima Astronomical Observatory

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