明るい夜空
2011年10月19日

いつも親しんでいるものとはまったくちがう風景をもつ、いま住んでいる世界とはまったくちがう世界に行ってみたらどんなふうでしょうか、ちょっと想像してみてください。では、もっと大きな移動について考えてみましょう。たとえば地球が、私たちの銀河の別の場所に移動したとしたらどうなるでしょうか?

私たちの銀河である天の川銀河は、うず巻きのような形をしています。銀河は銀河の「腕(うで)」という、中心の周りをとりまく星のいっぱい集まった帯を持っています。(私たちの銀河がどのように見えるかを見るには、ここをクリックしてください。)私たちは銀河の外側の部分で、そのらせん状の腕の一つに住んでいます。そこは銀河の中でもあまり混んでいない場所で、太陽にいちばん近い星といっても遠くはなれています。

天の川の小さな中心部は、たくさんの星が写りこんでいることからわかるように、はるかに混雑したところです。この新しい写真は、VISTA(ビスタ)という名の望遠鏡でとられたもので、この混み合った中心のせまい部分をとらえています。もし私たちが銀河のこの場所に移動すると、夜空がすばらしいものになるはずです。夜空の星はとても近く、読書ランプ無しに本を読めるくらい十分に明るくなるはずです。

もちろん、私たちの全財産をまとめて、天の川の中心部へ移転することは不可能です。しかし、ビスタのような強力な望遠鏡があれば、天文学者たちは、これからもずっとその美しさを遠くから観察することができます。

知っ得ダネ

天の川銀河はうずのように見えるだけでなく、回転もしています。私たちの銀河が1回転をするのに、およそ2億年がかかります。

This Space Scoop is based on a Press Release from ESO.
ESO

この記事は、ESO(ヨーロッパ南天天文台)からの報道発表によります。

写真
印刷用ページ
もっとスペース・スクープについて

もっと知りたい方へ

スペース・スクープとは何?

天文学の発見

つぎの宇宙探検家を励ますこと

スペース・スクープのなかまたち

お問い合わせ

このウェブページはn° 638653の助成によるECH2020プログラム基金によって作られました。