引っぱりあう銀河たち
2011年4月20日

  宇宙では、銀河と銀河はふつうとても遠くにはなれています。たとえば、私たちに一番近いおとなりの銀河、アンドロメダ銀河までの距離(きょり)は、私たちの天の川銀河を25個ならべたものになるはずです。しかし、この美しい写真に写っている最も大きな2つの銀河は、おたがいがとても近くにあるのです。二つの銀河の間は天の川銀河の大きさのおよそ半分しかありません!

  これらの銀河をくわしく見ると、二つともうずまき形をしていることがわかります。ですからこのような銀河はうずまき銀河といいます。うずまき銀河の長い腕(うで)には、銀河の中心を回っている星とガスがつまっているのです。

  この写真の銀河はおたがいがとても近くにあるので、それぞれが相手の腕をつかんで引っぱっています。それで二つとも形が変わってきています! 例えば左の銀河は、今やきれいなうずまきとは言えず、ただの明るいよごれみたいになっています。その理由は、熱く輝いているガスがおとなりの銀河によって引きぬかれているからです。二つの銀河はおたがいに引きあい、ゆっくりと近づいてゆき、最後は一つの大きな銀河になることでしょう。

知っ得ダネ

  私たちの天の川銀河もだんだんとアンドロメダ銀河といっしょになっていきます。でもそんなことは、ず~~っと起きませんよ。約50億年間はネ!

This Space Scoop is based on a Press Release from ESO.
ESO

この記事はESOの記者発表によります。

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